佐藤建設工業では、入社後2ヶ月間座学と実践による新人研修を行います。

東京にある本社で社会人としての心構えやビジネスマナーなどの研修を終えた後、実技研修施設のあるつくばテクノセンターでは、隣接するホテルに宿泊して合宿のような形で、送電線建設に関する知識習得講習から現場での施工管理に必要な実技訓練や測定・検査機器の使用方法など様々な研修が行われます。

研修中の新入社員8名が、入社の動機や研修の感想を語り合いました。

社会貢献度の高い、人の役に立つ仕事

──なぜ佐藤建設工業を選んだのですか?

H 大学時代はソフトテニス部に所属していました。運動が好きなので、身体を動かす仕事がしたいと思って、建設業界を考え始めました。

佐藤建設工業は、現場監督が主業務なので、全国のいろいろな現場に行けて楽しそうだと思いました。あとは、人の暮らしに欠かせない送電線の建設に関わるという社会貢献意義の高さに惹かれて入社しました。

K 私もずっとソフトテニスをしていました。Hさんとは子どもの頃から試合などでよく会っていたので、入社式で会ってお互いにビックリしましたよね(笑)。
私もHさんと同じように、身体を動かすのが好きで、人の役に立つ仕事がしたいと思っていたので、Hさんとやっぱり目指すところが似ているんだなと思いました。 一人ではなく、仲間と協力して大きな鉄塔を作り上げるという仕事のやり方にも魅力を感じました。

──送電鉄塔に登るのは怖くなかったですか?

H 最初は怖かったです。でも、トレーニングを重ねるうちにだんだん慣れました。
とはいえ、慣れてくることで「このくらいの高さの鉄塔なら落ちてもたいしたことない」などと軽々しく考えて、それが大きな事故につながることもあると聞きました。
最初に鉄塔に登った時の「怖い」という気持ちを忘れずに持ち続けたいと思います。

S 鉄塔は最初、足がすくみました。恐怖心はトレーニングでだいぶ薄まりましたが、まだゼロではありません。少しずつ度胸はついてきていると思うので、あとは体力をつけ、先輩方にしっかりついていきたいです。

同期との絆が深まる新人研修

──2ヶ月間の研修期間はいかがでしたか?

O 最初は2ヶ月間も研修があると聞いて、長すぎると思いました。でも、終わってみたら情報量としては多かったですが、体感としてはあっという間でしたね。
命にかかわる重要なことなので、現場に出る前にみっちり知識と基礎訓練をさせてもらえたのはよかったです。全部は覚えきれませんが、ポイントを絞って覚えたことを、今後実践でしっかりと自分の力にしていきたいです。

S 座学と実践の組み合わせで指導してもらえたので、現場に出る前に仕事のイメージが具体的にできました。

H 鉄塔もただ「高いから怖い」ではなく、なぜ危険なのか、危険から身を守るにはどうすればよいのかをしっかりと学べたのはありがたかったです。正しく準備して登れば安全だということがわかり、不必要な恐怖心がなくなりました。

H そうそう、正しく怖がることの大切さも教えていただきましたよね。この仕事は恐怖心をおろそかにしてはいけないと思うので、油断せず、怖さを忘れずに仕事をしていかないとダメなんだなというのは、研修で学びました。

S まわりの友人は、だいたい研修期間が1〜2週間という人が多かったので、「2ヵ月間なんて長いね!」と言われました。でも、現場では先輩や上司からゆっくりていねいに教わる余裕も時間もないと思うので、事前にこうやってしっかり教えてもらえるのはありがたいです。

K 私も親から「2ヶ月間も研修期間があるなんて、現場に出る前に基礎的なことをしっかりインプットしてくれるいい会社だ」と言われました。同期ともすごく仲良くなれたので、現場はそれぞれ離れてしまいますが、また研修や現場で会えるのがいまから楽しみです。

H 確かに、2ヶ月間ほぼ同期と一緒に生活を共にしていたので、コミュニケーションが苦手な自分でも同期と打ち解けることができました。
寮生活のような感じだったので、休みの日はみんなでゲームをしたり、ご飯を食べに行ったり、旅行に行ったりもして同期の結束が強まりました。

H 仕事をする上で人間関係はとても気になるところですが、佐藤建設工業は同期の仲がいいので、そこはすごくいいなと思います。

普段見えない景色が見える特別感

──仕事への期待と抱負を教えてください。

O いまは早く現場に出たいです。研修で学んだことを早く実践で試したい。まだまだ通用しないことだらけだと思いますが、先輩や上司に教えていただきながら、少しずつ戦力になっていきたいです。

K 佐藤建設工業は全国各地の送電線工事の現場監督をしているので、日本各地に行けるのがとにかく楽しみです。まだ技術面も体力面も未熟なので、体を鍛えて、早く第一線で活躍できる人になりたいです。

H 鉄塔に登ると、普段見えない景色が見えます。仕事とはいえ、そんな景色を見ながら仕事ができるなんて、役得だと思います。

H 2ヶ月間の研修中にも4つの資格を取らせてもらいましたが、佐藤建設工業は資格試験の費用補助や、資格手当の支給など、資格取得サポートが充実しています。これからもがんばって、できるだけたくさんの資格を取得したいですね。
1回で合格できなくても、2回目の受験まで会社が費用負担してくれるので、難しい国家資格にもどんどん挑戦していきたいです。

H 同期と仲がよく、先輩や上司も面倒見のいい人が多いのが佐藤建設工業のいいところだと思います。鉄塔に登るのはなかなか慣れませんが、同期とお互いに励まし合いながらなんとか頑張っていきたいです。

S みんなで切磋琢磨しながら、いずれは私たちが現場責任者としてプロジェクトのまとめ役になれるよう、精一杯頑張ります!