平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

佐藤建設工業は、終戦の翌年、昭和21年創業以来、「空の下の力持ち」として、電力流通網である送電線の建設や、情報通信網である携帯基地局の建設を生業とし、電力ならびに情報通信の安定化を支えながら日本経済の発展に貢献してきました。

電力インフラは、計画的な設備更新に加え、AIの進展などによる電力需要の増加、さらにはカーボンニュートラルを実現するための電力ネットワークの次世代化、また通信インフラにあっては進化するデジタルテクノロジーに対応した次世代型通信システムの構築など、新たなステージに移行しつつあります。

このような変革の時代において、佐藤建設工業は、協力会社の皆様と固い信頼関係を築きながら、これまで培ってきた技術力と人間尊重の理念を礎に、コンプライアンスの徹底と安全・品質の向上による高い企業価値の創造を企業運営の根幹に据え、新たなステージへの挑戦を続けてまいります。

そして、「空の下の力持ち」として、強靭でしなやかな成長を目指し、より一層社会に貢献していく所存です。

電気・通信など社会インフラ事業者の方々をはじめ、関係する皆様には、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長
辻󠄀 克仁